D-Spl one off parts!


単品製作、部品加工承ります。
過去の製作及び作業例を紹介いたします。


ブログ内にも最近の作業を紹介しております。 是非そちらもご覧下さいませ。↓
*ブログワンオフ作業*

部品の単品製作はオートバイが多いですね。
これは70年代バイクのシートオープナーレバーです。 写真左のものが純正品ですが、鋳物の質が悪く、ネジ部が破損、製作依頼を受けました。

その完成品が右です。 ネジはM5で、50mm程度の小さな部品です。 でも製作には旋盤、フライス、TIG溶接機等を駆使しました。


2stオートバイモトクロッサーチャンバーのサイレンサーを新規作成しました。

消音効果は低くてもいいからパワーダウンをしないモノをというオーダーでしたので、あまり絞ってません。

結構ワイルドな音質です(笑)。
アルミボディーに外から消音グラスウール、SUSパンチング、アルミパンチング及び仕切りという内部構造になっています。

艶消し黒の取り付けステーもセットでした。


単気筒オートバイのシリンダヘッドの加工依頼です。

本来M8スタッドボルトがシリンダーから生えて、ヘッドをナットで締めつけて装着するのだそうですが、以前のオーナー(外国での作業?)によってシリンダのネジ穴を拡大、特殊なサイズのインチボルトで無理やり締め込まれていました。 それをなるべく元のカタチに戻してほしいとのご希望でした。

ついでにお客様の好みでツインプラグを1本式に変更します。 
 
まずボルト穴を完全に塞いでしまいます。
(塞ぎ方は内緒です・・笑)
そこから新たに穴を開け直しました。元もとの穴がかなり無茶に開けられていたので苦労しました。
このあたりではノウハウがものを言います・・!?

プラグ穴も同様に塞いでリューターによる研磨を行い燃焼室形状を整えます。 最後に上下とも座面をフライスによる面研で仕上げました。
シリンダに装着する為のスタッドボルトも製作しました。

太い方がインチ、細い方がM8という特殊なものです。
表面処理は缶スプレーでの黒染めを行いました。
実際に装着してみると。全ての部品がぴったりと収まりました。

「元に戻った!」とお客様は大喜びしてくださいました。 僕もとても嬉しいです。

オートバイは2型のハスラーだそうです。レストア頑張ってください。


こちらもオートバイの部品加工です。

元々1枚づつのアルミスイングアームのリアショック 取付けブラケットに、もう1枚リアショックを挟み込むカタチでブラケットを追加して欲しいと依頼されました。
フライス盤等でA5052材を使用したL型断面のブラケットを製作、TIG溶接にて行いました。

これで安心してダートコースを走れますね。


またまたオートバイのネタです。

こちらはフレームの溶接で、タンデムステップブラケットとリアブレーキ用のトルクロッドブラケットの追加を依頼されました。
当店が得意としている、アルゴンガスを使用したTIG溶接にて行っています。


A5052アルミ合金とSUS304ステンレス材でそれぞれオートバイ用のオイルキャッチタンクを単品製作しました。
どちらもおよそ100mm×60mm×40mmサイズです。

アルミやステンレス、もちろん鉄も溶接は大得意です。

スバル以外の部品もこのように手掛けてますので、お気軽にお問合せ下さい。

なるべくご希望に添えるよう頑張ります。


スバル360セダン(マチックエンジン)車にソレックスφ36PHHキャブレター(R-2,REX用)を装着したいという方からインテークマニーホールドの製作を依頼されました。

マテリアルはA5052アルミ合金、スリーピース部材をTIG溶接にて製作しました。
部材切りだし→外周溶接→ポート切り抜き→内部補強溶接→ポート最終仕上げ→座面研磨→ポリッシュで完成となります。 (写真はまだ製作途中です・・)
ソレックスキャブを装着するためにはエンジンシュラウドの加工も必要になります。

「とりあえず当たらないレベル」で切り欠きを入れました。
シュラウドの塗装も承っております。 

アクセル、チョークワイヤー等の取りまわし、キャブレターセッティングはお客様がご自分で楽しまれながら行っているようです。